1.1. SIM情報のメンテナンス

本チュートリアルでは、アプリケーション接続をご利用になるValue(インターネット)回線のSIM情報更新方法を説明いたします。

1.1.1. SIM情報の更新

  1. ビジネスポータルにログインし、対象のワークスペースを選択後、メニューから「docomo business SIGN」を選択します。

メニュー
  1. 左側のメニューから、「モバイル回線管理」 > 「SIM一覧」 > 「Value(インターネット)」をクリックします。ご発注がお済みの場合は、Value(インターネット)回線のSIMが以下のような一覧で表示されます。

  2. リストの各行の右にある「鉛筆」アイコンをクリックすることで、編集が可能になります。

SIM一覧
  1. 初期状態では以下のような項目が設定されています。

初期状態
  1. 必要な情報の設定が終わりましたら、「保存」ボタンを押します。


1.1.1.1. SIM詳細情報

  • HSN

    ハードウェアシリアルナンバーです。SIMの表面に記載があります。この項目は修正出来ません。

  • IMSI

    15桁の国際的な加入者識別番号です。この項目は修正出来ません。

  • ICCID

    固有の識別番号です。この項目は修正出来ません。

  • MSISDN

    いわゆる電話番号です。この項目は修正出来ません。

  • プロバイダー

    プロバイダー情報が表示されます。この項目は修正出来ません。

  • ステータス

    SIMのステータス情報が表示されます。この項目は修正出来ません。

  • IPアドレス(東)

    固定で割り振られるIPアドレスです。この項目は修正出来ません。

  • IPアドレス(西)

    固定で割り振られるIPアドレスです。この項目は修正出来ません。


1.1.1.2. ICGW情報

  • デバイス名(必須)

    SIMを実際に挿すデバイスの識別にご利用ください。個別の名称でなくても、問題ありません。全角文字、半角スペース、"$" は使用できません。

  • 説明

    任意項目です。用途に応じて分かりやすい内容をご入力ください。

  • 所属グループ

    SIMを所属させるグループをこちらで選択することも可能です。先にグループの作成が必要となります。SIMを1、2枚などの小数追加した際には、こちらから既存のグループに所属させることを推奨します。


1.1.1.3. Things Cloud向け設定(トグルスイッチをオンにすると表示されます)

Things Cloudをご利用の場合には設定が必要です。

TC
  • システムID

    HTTP、TCPにてThings Cloudをご利用の場合に必要な項目です。

    事前にThings Cloudにてデバイス登録を行った場合、Things Cloudから提供されるシステムID(Managed Object ID)を設定します。

    初回通信にてデバイス自動登録機能を利用される場合には、デバイス登録後に自動的に反映される項目となりますので、システムIDの入力は不要となります。

  • MQTTクライアントID

    Things Cloudから提供されるMQTTクライアントIDを設定します。 MQTTプロトコルでのご利用時に必須 となります。

詳細については、こちらのリンク を参照ください。


1.1.1.4. Azure向け設定(トグルスイッチをオンにすると表示されます)

Azure IoTにて、MQTTをご利用の場合に必須となる設定項目です。

Azure
  • AzureデバイスID

    Azure IoTにてお客様が作成したデバイスのデバイスIDを設定します。 MQTTプロトコルでのご利用時に必須 となります。

    MQTTの場合、クラウド上で作成したIoTデバイスと、実際のデバイスが1:1の関係となります。クラウド側で命名したデバイスIDと同じものを登録して下さい。


1.1.1.5. AWS/汎用サーバー向け設定(トグルスイッチをオンにすると表示されます)

AWS/汎用サーバーにて、MQTTをご利用の場合に必須となる設定項目です。

AWS
  • AWS/汎用サーバーデバイスID

    AWS/汎用サーバーにてお客様が作成したデバイスのデバイスIDを設定します。 MQTTプロトコルでのご利用時に必須 となります。

    MQTTの場合、クラウド上で作成したIoTデバイスと、実際のデバイスが1:1の関係となります。クラウド側で命名したデバイスIDと同じものを登録して下さい。