機能¶
機能一覧¶
サーバーの作成 1¶
| 機能 | 説明 | ||
| サーバー詳細 | サーバー名 | お客さまは、サーバーの名称および、サーバーのホスト名を設定いただけます。 | |
| 説明 | お客さまは、サーバーの説明を設定いただけます。 | ||
| フレーバー | お客さまは、サーバーを、複数のスペックのフレーバー(サーバー種別)の中から選択できます。 | ||
| イメージ | オフィシャルイメージテンプレート | お客さまは、本メニューが規定するvSphere ESXiのイメージテンプレートを選択し、サーバーを作成いただけます。 | |
| ハイパーバイザーの設定 | ユーザー名/ロケール設定/セキュリティ設定(FirewallやSSH)については本メニューの既定値で設定します。 | ||
| ゾーン/グループ | お客さまは、サーバーが所属するゾーン/グループについて指定/指定なし(Any Zone)を設定いただけます。 | ||
| アクセスとセキュリティ | 管理者パスワード | お客さまは、rootアカウントのパスワードを設定いただけます。 | |
| ネットワーク | ロジカルネットワークの選択 | お客さまは、事前に作成したロジカルネットワークをサーバーに設定いただけます。 最低1ロジカルネットワーク (データプレーン)の設定が必要です。 最大では2ロジカルネットワーク (データプレーン:1ストレージプレーン:1)を設定できます。 事前にお申し込みを頂きます共通機能ゲートウェイと接続するロジカルネットワークは自動で設定されます。 | |
| IPアドレス設定 | お客さまは、サーバーのVMkernelインターフェイスに対して、IPアドレスを設定することができます。 | ||
| ディスク | ディスク設定 | ディスクパーティショニング | 本メニューの既定値で設定します。 | 
| RAIDレベル | RAIDレベル設定は既定値で設定します。 | ||
| メタデータ | お客さまは、サーバー提供時のサーバーメタデータを設定いただけます。 | 
- 1
- Broadcom社のライセンス条件変更に伴い、サーバーの利用には、vCenter Serverを導入し、共通機能ゲートウェイに接続して、利用状況を報告する必要があります。vCenter Serverの新規作成および、共通機能ゲートウェイの接続・接続用アカウント作成については、vSphere 7 のチュートリアル vSphere 8 のチュートリアル を参照してください。サポート期間を過ぎているバージョン(vSphere ESXi 5.5/6.x)を利用している方は、サポート期間中のバージョン(vSphere ESXi 7.0以上)にバージョンアップを行ってください。利用期限を超えて利用することはできません。利用期限を超えないように計画的に最新のバージョンへアップグレードしてください。サポート期間や利用期限の詳細は 料金/運用 を参照してください。
サーバーの削除¶
| 機能 | 説明 | ||
| サーバーの選択 | お客さまは、サーバーを選択し、削除することができます。 | ||
| ディスク内データの消去 | お客さまがサーバーを削除した後、ハードディスク内のお客さまデータは自動的に消去されます。 | 
サーバーの管理¶
| 機能 | 説明 | ||
| 電源操作 | ベアメタルサーバーメニューの機能をご利用できます。 | ||
| サーバー名の変更 | 作成済みのサーバー名を変更できます。 | ||
| リモートコンソールアクセス (RCA) | SSL VPN | ベアメタルサーバーメニューの機能をご利用できます。 | |
| コンソールアクセス | ベアメタルサーバーメニューの機能をご利用できます。 | ||
| BMC(Baseboard Management Controller) | ベアメタルサーバーメニューの機能をご利用できます。 | ||
| サーバー詳細 | 概要 | 情報/スペック/物理NICポート/OSの設定 | ベアメタルサーバーメニューの機能をご利用できます。 | 
| 物理NICポート | ポートの追加 / 設定変更 / 削除 | ベアメタルサーバーメニューの機能を一部除いてご利用できます 2 | |
| サーバー名の変更 | サーバーの名称を変更できます。 | ||
| ハイパーバイザー情報 | サーバーリスト | 同一テナント内のハイパーバイザー名や種別、利用したテンプレートイメージ名を一覧で確認できます。 | |
| 概要 | 情報 | ハイパーバイザー名や種別を確認できます。 | |
| イメージ | 利用したテンプレートイメージ名を確認できます。 | ||
| ベアメタルサーバー | 本vSphere ESXiサーバーが導入されたベアメタルサーバー名を確認できます。 | ||
| UEFI | ベアメタルサーバーメニューの機能をご利用できます。 | ||
| API | 本メニュー独自のAPIを提供します。 | ||
| 利用量収集状況 | 利用中のサーバーの利用量収集状況を確認できます。 表示内容は以下の通りです。 
 | 
- 2
- vSphere ESXi 作成時においてはvlanタイプのみ利用可能です。flatタイプは利用できません。また、ベアメタルサーバーの管理機能からポート追加を行う際もvlanタイプを選択ください。vSphereメニューはflatタイプのポート追加を前提としていないため、flatタイプの利用は冗長構成が正しく取れない場合があり、flatタイプは利用できません。ただし、ベアメタルサーバーのポート追加機能では、flatタイプを選択できるため、注意が必要です。詳細な手順は、チュートリアル 物理NICポートに接続するロジカルネットワークの追加 を参照してください。 
各機能の説明¶
サーバーの作成¶
サーバー詳細¶
サーバー名
- テナント毎に一意な名称の設定を推奨します。 
- サーバー名の文字数は、1-63文字まで設定可能です。 
- サーバー作成時、サーバー名はサーバーのホスト名としても設定されます。 
- なお、お客さまがvSphere ESXiのホスト名を変更した場合、カスタマーポータルで表示されるサーバー名は変更されませんのでご注意ください。 
サーバーID
- リージョン内において一意なIDが付与されます。 
- サーバーIDの変更はできません。 
- ベアメタルサーバーメニュー側で表示されるサーバーIDと、ハイパーバイザー側で表示されるサーバーIDは異なります。(チケット等でお問い合わせを実施される際には、ハイパーバイザー側で表示されるサーバーIDをご連絡ください。)
入力規則
| 項目 | 入力先 | 規則 | 
| サーバー名 | カスタマーポータル / API | 利用可能文字 a-z A-Z 0-9 "-"は最初および最後の文字として利用不可 文字の長さ 1-63文字 | 
フレーバー
- 異なるフレーバーを混在して利用することも可能です。 
- 各フレーバーの構成は、ベアメタルサーバーメニューのフレーバーと同一です。選択可能なフレーバーについては、メニュー一覧をご確認ください。
イメージ
ゾーン/グループの選択
ハイパーバイザーの設定¶
ユーザー名
| 項目 | お客さまユーザー | サービス管理ユーザー | 
| ユーザー名 | root | ecl_admin | 
| 権限 | Admin | Admin | 
警告
本サービス管理ユーザーはサービスの管理に使用されるため、お客さまによる設定変更および削除は禁止します。
ロケール設定
| 項目 | 設定内容 | 
| キーボード配列 | English (US) | 
セキュリティ設定
- TSM(ESXi Shell) 
| 項目 | 設定内容 | 
| Status(起動状況) | Running | 
| Startup Policy | Start and stop with host | 
- TSM-SSH(SSH) 
| 項目 | 設定内容 | 
| Status(起動状況) | Running | 
| Startup Policy | Start and stop with host | 
| Port | 22 | 
| Protocol | 2 | 
| Password Authentication | N(ただし、ChallengeResponseAuthenticationをnoに設定しないとパスワード認証可能です) | 
| Public key Authentication | ESXiでは設定不可(設定項目無しのため、デフォルト設定のYとなります) | 
| Keyboard Interactive認証 | Y | 
警告
本設定はサービスの管理に使用されるため、お客さまによる設定変更は禁止します。
- 詳細設定 
| 項目 | 設定内容 | 
| UserVars.SuppressShellWarning | 1 | 
アクセスとセキュリティ¶
管理者パスワード
| 項目 | お客さまユーザー | サービス管理ユーザー | 
| ユーザー名 | root | ecl_admin | 
| パスワード | カスタマーポータルおよびAPIにてお客さまの任意の値を設定できます。 なお、入力がない場合はランダムで値を付与します。 | ランダムに生成したパスワードを適用します。 | 
警告
本サービス管理ユーザーのパスワードはサービスの管理に使用されるため、お客さまによる変更は禁止します。
ネットワークの設定¶
ロジカルネットワーク設定
| Logical Network | Plane | IP アドレス/ サブネット | デフォルトゲートウェイ | セグメント種別 | セグメントID | VMkernel Interface名 | 
| 共通機能GWセグメント 3 | DATA | 本メニュー指定値 | 本メニュー指定値 | vlan | 3 4 | vmk0 | 
| Logical Network 1 | DATA | お客さま指定値 | 指定 subnet resource設定値 | vlan | お客さま指定値 | vmk1 - vmk4 のいずれかで設定されます | 
| Logical Network 1 | DATA | お客さま指定値 | 上記指定 subnet resource設定値 | vlan | 上記指定値と同一 | vmk1 - vmk4 のいずれかで設定されます | 
| Logical Network 2 | Storage | お客さま指定値 | 指定subnet resource設定値 | vlan | お客さま指定値 | vmk1 - vmk4 のいずれかで設定されます | 
| Logical Network 2 | Storage | お客さま指定値 | 上記指定 subnet resource設定値 | vlan | 上記指定値と同一 | vmk1 - vmk4 のいずれかで設定されます | 
- 3
- 2022年9月以降に新規作成されたハイパーバイザーについて、セグメント種別およびIDは設定されておりますが「-」と表示されます。 
- 4
- vlanのセグメントID 3は当社にて使用するため、お客さまが利用することはできません。 
注釈
- vSphereを作成する場合は、ロジカルネットワークのデータプレーン/ストレージプレーンはそれぞれ1つのセグメントIDしか設定できません。 ロジカルネットワークを追加する場合は、ベアメタルサーバー管理機能のポート追加から、VLAN IDを指定の上、設定ください。ポート追加の機能は、VLAN IDを指定することで、vSphere ESXi上のVLAN IDとロジカルネットワークを関連付けるためのものです。また、ロジカルネットワークにVLAN IDを指定する機能はないため、ロジカルネットワークへの変更は不要です。 
- 上記でお客さまが指定されたネットワーク設定に基づき各プレーンの物理NICポート(2ポート)に対して、ロジカルネットワークのポートが自動的に作成され物理NICポートの通信冗長性が担保された状態で提供されます。iSCSIマルチパス構成の使用を希望される場合は、 VMware構築ガイド の構成を推奨します。構築手順 > ストレージプレーン用ネットワークアダプターのNICチーミング解除の手順から参照ください。冗長構成を組んでいない場合は、ネットワーク機器の故障等に伴い接続が遮断されるため、冗長構成を組むことを強く推奨します。 
- お客さまがアドレスを指定されなかった場合、お客さま指定のロジカルネットワーク(サブネット含む)のアドレスの未利用最若番でアドレスが自動設定されます。(お客さまがアドレスを指定された場合は、指定されたアドレスが設定されます。) 
| VMkernel Interface 名 | VMkernel Port ネットワークラベル | Management | 仮想スイッチ名 | 
|---|---|---|---|
| vmk0 | ECL Admin Management Network | Disable | DATA Plane vSwitch | 
| vmk1 | User Network 1 | Enable | 指定したロジカルネットワークが所属するPlaneの仮想スイッチへ設定します | 
| vmk2 | User Network 2 | Disable | 指定したロジカルネットワークが所属するPlaneの仮想スイッチへ設定します | 
| vmk3 | User Network 3 | Disable | 指定したロジカルネットワークが所属するPlaneの仮想スイッチへ設定します | 
| vmk4 | User Network 4 | Disable | 指定したロジカルネットワークが所属するPlaneの仮想スイッチへ設定します | 
| VMkernel Interface 名 | NICチーミングポリシー | フェイルオーバー順序 | 
|---|---|---|
| vmk0 | 仮想スイッチのポリシーと同一 | 仮想スイッチのポリシーと同一 | 
| vmk1 | 仮想スイッチのポリシーと同一 | 仮想スイッチのポリシーと同一 | 
| vmk2 | 仮想スイッチのポリシーと同一 | 仮想スイッチのポリシーと同一 | 
| vmk3 | 仮想スイッチのポリシーと同一 | 仮想スイッチのポリシーと同一 | 
| vmk4 | 仮想スイッチのポリシーと同一 | 仮想スイッチのポリシーと同一 | 
警告
- vmk0は本メニュー側がハイパーバイザーの管理をする通信に使用されます。本インターフェイス設定の変更を実施しないでください。
標準仮想スイッチ (vSphere Standard Switch) 設定
| 仮想スイッチ名 | NICチーミングポリシー | フェイルオーバー順序 | |||
|---|---|---|---|---|---|
| ロードバランシング | フェイルオーバー検出 | スイッチへの通知 | フェイルバック | ||
| Data Plane vSwitch | 発信元の仮想ポートIDに基づいたルート | リンク状態のみ | はい | はい | Active:vmnic0 Active:vmnic3 | 
| Storage Plane vSwitch | 発信元の仮想ポートIDに基づいたルート | リンク状態のみ | はい | はい | Active:vmnic1 Active:vmnic2 | 
注釈
- 対向の物理スイッチのポート設定が「全二重」となっているため、vmnicもこれと合わせて「10000Mb, 全二重」と設定することを推奨します。vSphere7.0までの各vmnicの[Configured Speed, Duplex]は既定値が「Auto negotiate」となっていますが、vSpher8.0以降では、既定値をあらかじめ「10000Mb, 全二重」として設定しています。 
vSAN(Hyper Converged 1 v5フレーバーのみ利用可能)
ハードディスクの設定¶
ディスクパーティショニングはvSphere ESXiの標準設定でインストールされます。 (ESXiのシステム領域に一部使用され、残りの容量はデータストアボリュームとして提供されます。)
メタデータ¶
| 項目名 | 設定方法 | 最大値 | 単位 | 
|---|---|---|---|
| 設定可能最大ペア数 | カスタマーポータル/API | 128 | ペア | 
| 設定可能最大文字列サイズ | カスタマーポータル/API | 255 | byte | 
サーバーの削除¶
サーバーの選択¶
注釈
- サーバー削除後、24時間以上経過しないと共通機能ゲートウェイのネットワークは削除できません。ご注意ください。 
サーバーの管理¶
リモートコンソールアクセス(RCA)¶
サーバー名の変更¶
サーバーの名称を変更いただけます。
- 文字数は1-255文字まで使用できます。 
- 0-9 a-z A-Z -の文字を利用可能です 
- ※最初と最後の文字には「ハイフン (‘-‘)」を使用できません。 
警告
この操作はベアメタルサーバーのサーバー名とは連動していないため、ベアメタルサーバーの名称の変更が必要な場合は、ベアメタルサーバー画面より変更を実施してください。
ハイパーバイザー情報¶
| 項目名 | 内容 | 
|---|---|
| 名前 | お客さまが設定したサーバー名の値を表示 | 
| 説明 | お客さまが設定したサーバーの説明を表示 | 
| ハイパーバイザー種別 | ハイパーバイザーの種別を表示します。 本メニューではvsphere_esxiと表示されます。 | 
| イメージ | 利用したテンプレートイメージ名を表示します。 | 
| ベアメタルサーバー | 本サーバーのベアメタルサーバー名を表示 | 
| ステータス | ベアメタルサーバーのステータスの値を表示 | 
| アクション | サーバー毎にサーバーの削除の実施が可能 | 
| 項目名 | 内容 | 
|---|---|
| 名前 | お客さまが設定したサーバー名の値を表示 | 
| ID | サーバーのIDの値を表示 | 
| 説明 | お客さまが設定したサーバーの説明を表示 | 
| ハイパーバイザー種別 | ハイパーバイザーの種別を表示します。 本メニューではvsphere_esxiと表示されます。 | 
| ステータス | ベアメタルサーバーのステータスの値を表示 | 
| 項目名 | 内容 | 
|---|---|
| イメージ | 利用したテンプレートイメージ名を表示します。 | 
| 項目名 | 内容 | 
|---|---|
| ベアメタルサーバー | 本サーバーのベアメタルサーバー名を表示 | 
利用量収集状況¶
| 表示項目 | 内容 | 
|---|---|
| 接続状態 | 接続中/未接続が表示されます。 | 
| エラー区分 | 接続状態が「未接続」の場合のみ、以下のようなエラーメッセージが表示されます。 
 | 
| 最終成功日時 | 最後に接続に成功した日時を表示します。 | 
| 更新日時 | 利用量収集状況の更新日時を表示します。 | 
エラー区分にエラーが表示された際は、以下の原因が考えられます。
- サーバーの電源が入っていない。 
- iptables や Firewall 等、通信を阻害するようなネットワーク設定がされている。 
- vSphere ESXiに設定されているecl_adminユーザーが有効になっていない。 
- ecl_adminユーザー(サービス側管理のユーザー)の設定を変更/削除した。 
警告
上記に該当しない場合、また、ecl_adminユーザーが無効になっている、もしくは、設定が変更/削除されている場合には、チケットにて問い合わせください。