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12.1. 【β版限定】FIC-Connection AWS(Public VIF)を購入する

注釈

  • こちらのページはβ版提供用のお客様専用です。当社がご案内する場合を除き、このページの内容ついてはご放念ください。

購入済のFIC-Routerから、Public VIFを利用してAWSに接続する手順を説明します。 接続元のFIC-Routerには、アドオンとして FIC-NAT の購入が必要です。

12.1.1. 事前に準備いただくもの

  • AWS側で作成したAWSアカウントIDとアカウント名

  • AWS側へ広告するNATのグローバルIPアドレス

  • 購入済の FIC-Router(FIC-NATが購入済であること)

12.1.2. 購入の流れ

  1. 「エリアビュー」 画面左側のメニューの [コネクション] を押下すると、「コネクションメニュー」 が開きます。 [購入] ボタンを押下して 「コネクション購入メニュー」 画面を開いてください。

  2. 「コネクションのメニュー選択」 画面にて [プレミアム(推奨)] を選択します。

  3. 「コネクションメニュー」 画面が表示されます。 [購入] ボタンを押下して 「コネクション購入メニュー」 画面を開いてください。

  4. 「コネクション購入メニュー」 画面にて [AWS Direct Connect] を選択し、続いて [AWS Direct Connect - Public VIF] ボタンを押下してください。

    ../../_images/FIC-Premium_FIC_HowToConnectAWS-PublicVIF_new.png

    コネクション購入メニュー

  5. 「クラウド接続の購入手続き」 ダイアログに従って、接続元のFIC-Routerを指定してください。

  6. 「コネクションの購入情報入力(AWS(Public VIF))」 画面にて必要な情報を入力し、 [確認] ボタンを押下します。

    「コネクションの購入情報入力(AWS(Public VIF))」画面入力項目一覧

    項番

    入力項目

    説明

    購入後変更

    1

    コネクション名

    L3接続のFIC-Connectionについて を参照

    2

    メニュー

    「コネクションのメニュー選択」画面にて選択したメニューが表示されます。

    ×

    3

    接続帯域

    L3接続のFIC-Connectionについて を参照

    ×

    4

    ルータID

    固定値のID

    ×

    5

    Routing Group

    L3接続のFIC-Connectionについて を参照

    ×

    6

    BGP Filter Ingress

    経路制御で利用するパラメータ を参照

    7

    BGP Filter Ingress prefix list

    「BGP Filter Ingress」で「カスタムルート」を選択した場合、プレフィックスによる受信経路のフィルタリング設定が必須

    8

    BGP Filter Ingress prefix list
    Prefix List設定

    「BGP Filter Ingress prefix list」をONにすると表示され、プレフィックスによるフィルタを設定できる。0.0.0.0/0は設定不可。AWSが公開するアドレス範囲はAWSのドキュメントを参照。 経路制御で利用するパラメータ も参照

    9

    BGP Filter Egress

    経路制御で利用するパラメータ を参照

    10

    BGP Community Egress

    経路制御で利用するパラメータ を参照

    11

    AS-Path Prepend Egress

    経路制御で利用するパラメータ を参照

    12

    AWSアカウントID

    接続先のAWSのアカウントID

    ×

    13

    AWSアカウント名

    接続先のAWSアカウント名を半角英数記号スペース50桁以内で指定する。AWSがPublic VIFを承認するために発行するLOAの記載に反映される

    ×

    14

    Connecting Point

    接続先のAWS側のロケーション。Primaryを選択するとSecondaryはPrimaryとは異なるConnecting Pointが自動的に選択されます。詳細情報を参照

    ×

    15

    Advertised Public Prefixes

    経路制御で利用するパラメータ を参照

    〇 ※1

注釈

  • ※1 Advertised Public Prefixes(FICから広告するグローバルIPアドレス)を変更/追加した場合、再度LOAの発行、およびAWSへLOAの送付が必要となります。
    詳細は AWSに提出するLOAの取得方法 をご参照ください。
../../_images/FIC-Premium_FIC_HowToConnectAWS-L3PublicVIF_input.png

コネクションの購入情報入力(AWS(Public VIF))

../../_images/FIC_awsL3Public_Image.png

割り当てイメージ

  1. 内容を確認して [購入] すると、 「エリアビュー」 のFIC-Routerのアイコンから「AWS」のアイコンとの間が接続されます。 画面左側のサイドメニューから [履歴] ボタンを押下し、 申し込み履歴画面 でステータスが 「Completed」 となっていることを確認してください。

    ../../_images/FIC-Premium_FIC_HowToConnectAWS-L3PublicVIF_new.png

    コネクション購入後

  2. AWSの管理コンソール(AWS Management Console)において、生成された仮想インターフェイス(VIF)の承諾手続きを実行してください。生成される仮想インターフェイスは、接続元のFIC-Routerに対して下記のような名称になっています。

    • FIC-ConnectionのPrimary:「Fから始まる13桁のID」+「act」(例:F93xxxxxxxxxx-act)

    • FIC-ConnectionのSecondary:「Fから始まる13桁のID」+「sby」(例:F93xxxxxxxxxx-sby)

注釈

  • AWS側が受信可能な経路数の上限は1,000以下です。経路数が1,001以上になると通信断となります。お客さまにて経路を「1,000以下」に削減後、5分以内に自然回復します。

  • FIC側が受信可能な経路数の上限は15,000以下です。経路数が15,001以上になると通信断となります。お客さまにて経路を「15,000以下」に削減した後、 BGPセッションクリア を行うと回復します。

AWSに提出するLOAの取得方法

Public VIFを新たに生成、「Advertised Public Prefixes」を変更した場合、パブリックIPアドレスとBGP ASNの所有者であるNTTドコモビジネスが利用を許可している旨の証明をAWSに送付する必要があります。そのため、NTTドコモビジネスから発行する証明書(LOA、Letter Of Authorization)をダウンロードのうえ、AWSへ送付してください。LOAは、FICコンソールの 「エリアビュー」 より、以下の手順で取得してください。

  1. 「エリアビュー」 の右側のメニューから [履歴] ボタンを選択します。 「履歴メニュー」 が開くので、 [LOA(Connection)] ボタンを押下してください。

  2. 「LOA(Connection)の確認ガイダンス」 に従い、 「LOA(Connection)一覧画面」 からLOAを取得したいFIC-Connectionに対応する [詳細] 列のアイコンをクリックします。

  3. 「LOA(Connection)詳細」 ダイアログにLOAが表示されるので、内容を確認して [ダウンロード] してください。

    ../../_images/FIC-Premium_FIC_L3PublicVIF_LOA.png

    LOA(Connection)詳細

  4. LOAのダウンロードが完了しましたら、AWSサポートにて当該LOAを添付したケースを起票し、以下の内容をAWSサポートへご連絡ください。なお、AWSサポートはAWS Management Consoleからアクセスできます。

    • 新規に購入した場合
      Public VIFを新規に作成したため、承認してほしい。
    • Advertised Public Prefixesを変更した場合
      Advertised Pubulic Prefix(FICから広告するグローバルIPアドレス)が変更/追加となったため、承認してほしい。