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14.1. 【β版限定】FIC-Connection(Router-Virtual Port(XaaS)【Pattern S】)を購入する

注釈

  • こちらのページはβ版提供用のお客様専用です。当社がご案内する場合を除き、このページの内容ついてはご放念ください。

購入済の FIC-Routerから、FIC-Virtual Port(XaaS)【Pattern S】としてEndPointを用意しているXaaS事業者に接続する手順を説明します。接続までの大まかな流れは以下のとおりです。

  1. 接続先のXaaS事業者に対し、接続の承認を申請する

  2. 接続先のXaaS事業者からの承認をうけて、実際に接続する

下記の表に、FIC-Virtual Port(XaaS)【Pattern S】の種類と、お申し込み時に必要となる情報をまとめます。

FIC-Virtual Port(XaaS)【Pattern S】の種類と必要な情報

種類

必要な情報

Pattern AWS(Public VIF)

  • XaaS事業者側キー情報

  • 接続先のAWSの「AWSアカウントID」

  • 接続先のAWSの「AWSアカウント名」

  • AWS側へ広告するNATのグローバルIPアドレス

注釈

  • 接続後に設定を変更する際には、改めて接続先XaaS事業者からの承認が必要になります。

  • 接続の廃止は承認の必要はなく、お客様さま・接続先XaaS事業者側のどちらからでも実施できます。

14.1.1. 事前に準備いただくもの

  • 接続先のXaaS事業者側キー情報(XaaS事業者によっては不要)

  • 購入済の接続元 FIC-Router(FIC-NATが購入済であること) ※1

注釈

  • ※1 FIC-Connection Virtual Port(XaaS)【Pattern S】では、FIC-NATのアドオンが必須となり、FIC-NATでポリシー設定されたRouting Group間を疎通させるための経路がRouting Group毎に保持されます。
    Routing Group毎の経路数を合計した際に、FIC-Routerの経路数上限を超過しないよう調整してください。 FIC-NATアドオン時の経路数の計算方法はこちら をご参照ください。

14.1.2. 申し込みフロー

購入、および廃止の申し込みフローは下図となります。

../../_images/FIC_Router-VirtualPort%28XaaS%29PatternS_Flow.png

申し込みフロー

注釈

  • Pattern AWS(Public VIF)と接続する場合は、上記申し込みフローの「STEP3 接続」後はAWSへLOAの送付が必要となります。
    詳細は AWSに提出するLOAの取得方法 をご参照ください。
  • LOAのダウンロード機能はお客様さまとXaaS事業者の双方がご利用可能です。

14.1.3. 購入から接続承認申請までの流れ

  1. 「エリアビュー」 画面左側のメニューの [コネクション] を押下すると、「コネクションのメニュー選択」 画面が開きます。

  2. 「コネクションのメニュー選択」 画面にて [プレミアム(推奨)] を選択します。

  3. 「コネクションメニュー」 画面が表示されます。 [購入] ボタンを押下して 「コネクション購入メニュー」 画面を開いてください。

  4. 「コネクション購入メニュー」 画面の 「XaaS接続」 の列から、接続先のXaaS事業者が公開しているサービスを探します(右上の 「Filter」 にて公開サービスの検索が可能です)。

    ../../_images/FIC-Premium_FIC_Router-VirtualPort%28XaaS%29PatternS_menu.png

    コネクション接続メニュー

  5. 公開サービスの名称の末尾が 「プレミアムVirtualPort(Pattern AWS(Public VIF))」 となっているサービスが見つかったら、項目の左側にあるファイルの形をしたアイコンをクリックすることで、 「公開サービス情報」 ダイアログが開きます。該当するサービスの詳細情報を確認したら、 [閉じる] ボタンを押下してダイアログを閉じてください。

    ../../_images/FIC-Premium_FIC_Router-VirtualPort%28XaaS%29PatternS_Information.png

    公開サービス情報ダイアログ

  6. 改めて 「コネクション購入メニュー」 画面にて、該当するサービスに対応する 「プレミアムVirtualPort(Pattern AWS(Public VIF))」 メニューを選択してください。

  7. 「XaaS接続メニュー」 が表示されるので、 [STEP1 接続承認申請] ボタンを押下します。

  8. 「XaaS接続承認申請ガイダンス」 画面が開くので [次へ] ボタンを押下してください。

  9. 「XaaS接続購入手続き」 ダイアログの指示に従って、接続元とするFIC-Routerを 「エリアビュー」 から選択してください。

  10. 「コネクションの購入情報入力」 画面にて必要な情報を入力し、 [確認] ボタンを押下します。

「コネクションの購入情報入力(AWS(Public VIF))」画面入力項目一覧

項番

入力項目

説明

購入後変更

1

コネクション名

L3接続のFIC-Connectionについて を参照

2

メニュー

「コネクションのメニュー選択」画面にて選択したメニューが表示されます。

×

3

接続帯域

L3接続のFIC-Connectionについて を参照

×

4

ルータID(接続元Router)

固定値のID

×

5

Routing Group(接続元Router)

L3接続のFIC-Connectionについて を参照

×

6

BGP Filter Ingress(接続元Router)

経路制御で利用するパラメータ を参照

7

BGP Filter Ingress prefix list

「BGP Filter Ingress」で「カスタムルート」を選択した場合、プレフィックスによる受信経路のフィルタリング設定が必須

8

BGP Filter Ingress prefix list
Prefix List設定(接続元Router)

「BGP Filter Ingress prefix list」をONにすると表示され、プレフィックスによるフィルタを設定できる。0.0.0.0/0は設定不可。AWSが公開するアドレス範囲はAWSのドキュメントを参照。 経路制御で利用するパラメータ も参照

9

BGP Filter Egress(接続元Router)

経路制御で利用するパラメータ を参照

10

BGP Community Egress(接続元Router)

経路制御で利用するパラメータ を参照

11

AS-Path Prepend Egress(接続元Router)

経路制御で利用するパラメータ を参照

12

Sellerキー情報

接続先のXaaS事業者側キー情報(XaaS事業者によっては不要)。
必要有無、および必要な際のキー情報はXaaS事業者にご確認ください。

×

13

AWSアカウントID

接続先のAWSのアカウントID

×

14

AWSアカウント名

接続先のAWSアカウント名を半角英数記号スペース50桁以内で指定する。AWSがPublic VIFを承認するために発行するLOAの記載に反映される

×

15

公開リソース名

接続先のXaaS事業者の公開リソース名
Primaryを選択すると、Secondaryは自動的に選択されます。

×

16

Advertised Public Prefixes

経路制御で利用するパラメータ を参照

〇 ※1

注釈

  • ※1 Advertised Public Prefixes(FICから広告するグローバルIPアドレス)を変更/追加した場合、再度LOAの発行、およびAWSへLOAの送付が必要となります。
    詳細は AWSに提出するLOAの取得方法 をご参照ください。
  • FIC-Connectionの経路フィルタ(BGP Filter Ingress prefix list)の設定とLOAのダウンロード機能はお客様さまとXaaS事業者の双方がご利用可能です。
../../_images/FIC-Premium_FIC_Router-VirtualPort%28XaaS%29PatternS_input_02.png
  1. 「コネクションの購入確認」 画面の内容を確認して [申請] すると、 「コネクション購入申し込み受付完了」 画面が開くので、 [OK] を押下してください。同画面に表示されている「リクエスト番号」にて、接続先XaaS事業者に対する「許可リクエスト」が発行され、承認待ちの状態になります。

注釈

  • 許可リクエストが発行されると[system@ecl.ntt.com]から許可リクエストを申請したお客さまとXaaS事業者の契約代表ユーザー、および接続先のテナントにアクセス権がある管理・一般ユーザーにメール通知されます。
  • 許可リクエストの回答期限は30日です。XaaS事業者にて「STEP2 承認/否認」を30日以内に実施されない場合は、再度、お客さまが「STEP1 接続承認申請」から申し込みをする必要があります。

14.1.4. XaaS事業者による接続承認

XaaS事業者によりFIC-Connection XaaSの接続承認を実施します。
XaaS事業者によってはFIC-Connection XaaSの接続承認をXaaS利用者にて実施いただく場合がございます。詳細は各XaaS事業者へ確認ください。
接続承認の手順につきましては こちら をご確認ください。
  1. 「受信した許可リクエスト情報」 画面の [アクション] に、XaaS利用者が接続申請時に入力した内容がJSON形式で表示されます。XaaS利用者からの接続申請に誤りがないことを確認してください。

    ../../_images/FIC-Premium_FIC_PermissionRequest_Action.png

    「受信した許可リクエスト情報」画面の[アクション]

2. XaaS利用者からの接続申請が正しい誤りが無い場合は [承認] ボタン押下して下さい。接続申請に誤りがある場合は [却下] ボタンを押下してくさい。 [承認] ボタン、または [却下] ボタンを押下すると許可リクエストが通知されます。

注釈

  • 許可リクエストの「STEP2 承認/否認」は、XaaS事業者の契約代表ユーザー、および接続先のテナントにアクセス権がある管理・一般ユーザーが実施可能です。
  • 「STEP2 承認/否認」を実施すると、[system@ecl.ntt.com]から許可リクエストを申請したお客さまとXaaS事業者の契約代表ユーザー、および接続先のテナントにアクセス権がある管理・一般ユーザーにメール通知されます。
  • 許可リクエストの回答期限は30日です。XaaS事業者にて「STEP2 承認/否認」を30日以内に実施されない場合は、再度、お客さまが「STEP1 接続承認申請」から申し込みをする必要があります。

14.1.5. 承認後の接続の流れ

  1. 「エリアビュー」 画面左側のメニューの [コネクション] を押下すると、「コネクションのメニュー選択」 画面が開きます。

  2. 「コネクションのメニュー選択」 画面にて [スタンダード] を選択します。

  3. 「コネクションメニュー」 画面が表示されます。 [購入] ボタンを押下して 「コネクション購入メニュー」 画面を開いてください。

  4. 「コネクション購入メニュー」 画面の 「XaaS接続」 の列から、接続先のXaaS事業者が公開しているサービスを探し(右上の 「Filter」 にて公開サービスの検索が可能です)、公開サービスの名称の末尾が 「プレミアムVirtualPort(Pattern AWS(Public VIF))」 となっている項目を選択してください。

  5. 「XaaS接続メニュー」 が表示されるので、 [STEP3 接続] ボタンを押下します。 「XaaS接続ガイダンス」 画面が開くので [次へ] ボタンを押下してください。

  6. 「リクエストID選択」 画面が開き、接続先が承認したリクエストが表示されます。該当するリクエストIDを選択して [次へ] ボタンを押下します。

  7. 「コネクションの購入確認」 画面の内容を確認して [購入] すると、 「コネクション購入申し込み受付完了」 画面が開くので、 [OK] を押下してください。

    ../../_images/FIC-Premium_FIC_Router-VirtualPort%28XaaS%29PatternS_Complete.png

    コネクション購入申し込み受付完了

  8. 画面左側のサイドメニューから [履歴] ボタンを押下し、 申し込み履歴画面 でステータスが 「Completed」 となっていることを確認してください。

注釈

  • 本操作は、「STEP1 接続承認申請」を実施したユーザーのみ実施可能です。
  • 接続先で承認された許可リクエストの有効期限は30日です。「STEP2 承認/否認」にて承認後、30日以内に「STEP3 接続」が実施されない場合は、再度、お客さまが「STEP1 接続承認申請」から申し込みをする必要があります。
  • AWS側が受信可能な経路数の上限は1,000です。FIC-Connectionを流れる経路数が経路数上限を超過した場合、BGP Downとなり通信断が発生します。お客さまで経路を削減後、5分以内に自然回復します。
  • FIC側が受信可能な経路数の上限は15,000です。FIC-Connectionを流れる経路数が経路数上限を超過すると通信断となります。
    お客さまで接続先事業者側の経路を削減後、FICにて BGPセッションクリア を実施いただくことで回復します。