vCloud Directorのテナントポータルで、組織>仮想データセンター>ネットワーク の作成方法が分かりません。

IaaS Powerd by VMware, 運用

2020年3月31日 (2021年5月4日:更新)

説明
ネットワークは、IaaS Powered by Vmware Powered by VMware メニューにて提供する組織の仮想データセンター内で動作する論理スイッチ (レイヤ 2 ネットワーク) です。
ネットワークは、エッジ – エッジサービスゲートウェイ / 分散論理ルーターのインターフェイスや仮想マシンの NIC と接続することができます。
ネットワークを利用することで、以下の図のネットワークを構成することができます。

 

ネットワークの作成

  • ネットワーク
    • ネットワーク
      • 追加

新規の組織 VDC ネットワーク

  • 1 ネットワークタイプ

      • 隔離
        • 選択した場合、エッジ – エッジサービスゲートウェイ / 分散論理ルーターを経由して異なるネットワーク / External Network に接続できないネットワークを作成します。 (ネットワーク構成図 – ①)
      • 経路指定
        • 選択した場合、エッジ – エッジサービスゲートウェイ / 分散論理ルーターを経由して異なるネットワーク / External Network に接続できるネットワークを作成します。 (ネットワーク構成図 – ② , ③)

ネットワークタイプ : 隔離の場合

  • 新規の組織 VDC ネットワーク
    • 2 全般

    • 名前
    • ゲートウェイ CIDR
      • DHCP サービスのみ有効なエッジサービスゲートウェイのインターフェイスにアサインする IP アドレスを入力します。
      • 仮想マシンの NIC をこのネットワークに接続する際に IP モード : 固定 – IP プールまたは固定 – 手動を選択した場合に、仮想マシンの NIC をこのネットワークに接続した後の初回起動時に、仮想マシンのゲスト OS はデフォルトゲートウェイの IP アドレスとしてこの値を静的に設定します。
      • 仮想マシンの NIC をこのネットワークに接続する際に IP モード : DHCP を選択かつ仮想マシンのゲスト OS にて DHCP を有効をした場合に、仮想マシンのゲスト OS は DHCP サービスのみ有効なエッジサービスゲートウェイからこのデフォルトゲートウェイの IP アドレスを取得し設定します。
    • 共有済み
      • 有効とした場合、このネットワークを、同一組織の異なる仮想データセンターでも利用可能とします。これにより、同一組織の異なる仮想データセンターの仮想マシンの NIC が、このネットワークに接続できます。
  • 3 固定 IP プール

    • 固定 IP プール
      • IP アドレスの範囲を入力します。
      • 仮想マシンの NIC をこのネットワークに接続する際に IP モード : 固定 – IP プールを選択した場合に、この固定 IP プールの範囲から IP アドレスをアサインします。
        • 仮想マシンの NIC をこのネットワークに接続した後の初回起動時に、仮想マシンのゲスト OS は IP アドレスとしてこの値を静的に設定します。
      • 固定 IP プールの範囲外の IP アドレスは、 DHCP プールの IP の範囲として自動でアサインします。
        • 仮想マシンの NIC をこのネットワークに接続する際に IP モード : DHCP を選択かつ仮想マシンのゲスト OS にて DHCP を有効をした場合に、仮想マシンのゲスト OS は DHCP サービスのみ有効なエッジサービスゲートウェイから DHCP プールの IP の範囲の IP アドレスを取得し設定します。
  • 4 DNS
        • プライマリ DNS
          • プライマリ DNS サーバーの IP アドレスを入力します。
          • 仮想マシンの NIC をこのネットワークに接続した後の仮想マシンの初回パワーオン時または仮想マシンのパワーオンして再カスタマイズを適用を実行した場合に、仮想マシンのゲスト OS はプライマリ DNS サーバーの IP アドレスとしてこの値を静的に設定します。
          • 仮想マシンの NIC をこのネットワークに接続する際に IP モード : DHCP を選択かつ仮想マシンのゲスト OS にて DHCP を有効をした場合に、仮想マシンのゲスト OS は DHCP サービスのみ有効なエッジサービスゲートウェイからこのプライマリ DNS サーバーの IP アドレスを取得し設定します。
            • このネットワークのプライマリ DNS サーバーの IP アドレスを更新 (編集) 後に、このネットワークに接続している仮想マシンのゲスト OS が DHCP サービスのみ有効なエッジサービスゲートウェイからこのプライマリ DNS サーバーの IP アドレスを再取得しても、更新 (編集) 後のプライマリ DNS サーバーの IP アドレスを取得できません。更新 (編集) 後のプライマリ DNS サーバーの IP アドレスを取得するためには、このネットワークに接続している仮想マシンのゲスト OS をシャットダウン、パワーオフ、パワーオンして再カスタマイズの適用を順番に実行する必要が有ります。
        • セカンダリ DNS
          • プライマリ DNS サーバーの IP アドレスを入力します。
          • 仮想マシンの NIC をこのネットワークに接続した後の仮想マシンの初回パワーオン時または仮想マシンのパワーオンして再カスタマイズを適用を実行した場合に、仮想マシンのゲスト OS はセカンダリ DNS サーバーの IP アドレスとしてこの値を静的に設定します。
          • 仮想マシンの NIC をこのネットワークに接続する際に IP モード : DHCP を選択かつ仮想マシンのゲスト OS にて DHCP を有効をした場合に、仮想マシンのゲスト OS は DHCP サービスのみ有効なエッジサービスゲートウェイからこのセカンダリ DNS サーバーの IP アドレスを取得し設定します。
            • このネットワークのセカンダリ DNS サーバーの IP アドレスを更新 (編集) 後に、このネットワークに接続している仮想マシンのゲスト OS が DHCP サービスのみ有効なエッジサービスゲートウェイからこのセカンダリ DNS サーバーの IP アドレスを再取得しても、更新 (編集) 後のセカンダリ DNS サーバーの IP アドレスを取得できません。更新 (編集) 後のセカンダリ DNS サーバーの IP アドレスを取得するためには、このネットワークに接続している仮想マシンのゲスト OS をシャットダウン、パワーオフ、パワーオンして再カスタマイズの適用を順番に実行する必要が有ります。
        • DNS サフィックス
          • DNS サフィックスのドメイン名を入力します。
          • 仮想マシンの NIC をこのネットワークに接続した後の仮想マシンの初回パワーオン時または仮想マシンのパワーオンして再カスタマイズを適用を実行した場合に、仮想マシンのゲスト OS は DNS サフィックスのドメイン名としてこの値を静的に設定します。
          • 仮想マシンの NIC をこのネットワークに接続する際に IP モード : DHCP を選択かつ仮想マシンのゲスト OS にて DHCP を有効をした場合に、仮想マシンのゲスト OS は DHCP サービスのみ有効なエッジサービスゲートウェイからこの DNS サフィックスのドメイン名を取得し設定します。
            • このネットワークの DNS サフィックスのドメイン名を更新 (編集) 後に、このネットワークに接続している仮想マシンのゲスト OS が DHCP サービスのみ有効なエッジサービスゲートウェイからこの DNS サフィックスのドメイン名を再取得しても、更新 (編集) 後の DNS サフィックスのドメイン名を取得できません。DHCP サービスのみ有効なエッジサービスゲートウェイから更新 (編集) 後の DNS サフィックスのドメイン名を取得するためには、このネットワークに接続している仮想マシンのゲスト OS をシャットダウン、パワーオフ、パワーオンして再カスタマイズの適用を順番に実行する必要が有ります。

    ネットワークタイプ : 経路指定の場合

    • 新規の組織 VDC ネットワーク
      • 2 全般

      • 名前
      • ゲートウェイ CIDR
        • エッジ – エッジサービスゲートウェイ / 分散論理ルーターのインターフェイスにアサインする IP アドレスを入力します。
      • 共有済み
        • 有効とした場合、このネットワークを、同一組織の異なる仮想データセンターでも利用可能とします。これにより、同一組織の異なる仮想データセンターの仮想マシンの NIC が、このネットワークに接続できます。
    • 3 Edge 接続

      • エッジ
        • ネットワークに接続するエッジ – エッジサービスゲートウェイ / 分散論理ルーターを選択します。
      • インターフェイスタイプ
        • 内部
          • 選択した場合、エッジで選択したエッジのエッジ – エッジサービスゲートウェイのインターフェイスと接続するネットワークを作成します。 (ネットワーク構成図 – ②)
        • 分散
          • 選択した場合、エッジで選択したエッジのエッジ – 分散論理ルーターのインターフェイスと接続するネットワークを作成します。 (ネットワーク構成図 – ③)
        • サブインターフェイス
          • サポートしていません。
      • ゲスト VLAN の許可
        • サポートしていません。
    • 4 固定 IP プール

      • 固定 IP プール
        • IP アドレスの範囲を入力します。
        • 仮想マシンの NIC をこのネットワークに接続する際に IP モード : 固定 – IP プールを選択した場合に、この固定 IP プールの範囲から IP アドレスをアサインします。
    • 5 DNS

    • プライマリ DNS
      • プライマリ DNS サーバーの IP アドレスを入力します。
      • 仮想マシンの NIC をこのネットワークに接続した後の仮想マシンの初回パワーオン時または仮想マシンのパワーオンして再カスタマイズを適用を実行した場合に、仮想マシンのゲスト OS はプライマリ DNS サーバーの IP アドレスとしてこの値を静的に設定します。
      • 以下の機能を利用する場合には、このプライマリ DNS に値を入力しないでください。
        • このネットワークに接続している仮想マシンのゲスト OS にて、このネットワークに接続しているエッジ – エッジサービスゲートウェイ / 分散論理ルーターからプライマリ DNS サーバーの IP アドレスを取得したい場合。
    • セカンダリ DNS
      • プライマリ DNS サーバーの IP アドレスを入力します。
      • 仮想マシンの NIC をこのネットワークに接続した後の仮想マシンの初回パワーオン時または仮想マシンのパワーオンして再カスタマイズを適用を実行した場合に、仮想マシンのゲスト OS はセカンダリ DNS サーバーの IP アドレスとしてこの値を静的に設定します。
      • 以下の機能を利用する場合には、このセカンダリ DNS に値を入力しないでください。
        • このネットワークに接続している仮想マシンのゲスト OS にて、このネットワークに接続しているエッジ – エッジサービスゲートウェイ / 分散論理ルーターからセカンダリ DNS サーバーの IP アドレスを取得したい場合。
    • DNS サフィックス
      • DNS サフィックスのドメイン名を入力します。
      • 仮想マシンの NIC をこのネットワークに接続した後の仮想マシンの初回パワーオン時または仮想マシンのパワーオンして再カスタマイズを適用を実行した場合に、仮想マシンのゲスト OS は DNS サフィックスのドメイン名としてこの値を静的に設定します。
      • 以下の機能を利用する場合には、この DNS サフィックスに値を入力しないでください。
        • このネットワークに接続している仮想マシンのゲスト OS にて、このネットワークに接続しているエッジ – エッジサービスゲートウェイ / 分散論理ルーターから DNS サフィックスのドメイン名を取得したい場合。