Flexible InterConnect 新機能追加 提供開始のお知らせ(Flow可視化ここは削除)
平素よりFlexible InterConnect(以下、FIC)をご利用いただき、誠にありがとうございます。
FICにおいて、2023年9月14日より以下の機能をリリースいたしましたのでご案内いたします。
〇Flow monitoring(Flow可視化)機能の提供開始
■追加機能の概要
従来の基本メニューとなるモニタリング機能では、各Connectionに流れるトラフィックの総量しか確認いただくことが出来ませんでしたが、
Flow monitoring(可視化)メニューを利用いただくことにより、より詳細なトラフィックの可視化(アプリケーション毎・IP毎)・分析が可能となります。
通信のHUBとなるFICでの可視化を行うことで、様々なトラフィック分析が可能となります。
■追加機能の詳細
FIC-Connection毎に『Flow log space』と呼ばれるFICリソースを購入することで、
コネクションを流れるトラフィックからフローデータを取込み、分析することが可能となります。
■機能①取込み
FIC-Connectionを流れる全トラフィックに対して、10%のランダムサンプリングでトラフィックを抽出し、フローデータへ変換します。(以下、『取込み』)
○Flow log spaceの購入の際に、取込み量の目安値を設定していただく必要がございます。
○サンプリングレートは10%固定であり、変更できません。※1
○3ヶ月以前に取込みしたフローデータは、自動的に削除します。。※2
○取込みしたフローデータをFICコンソール/API操作で削除することはできません。
※1 すべてのトラフィックの確認ではございませんので、傾向分析としてご利用ください。
※2 蓄積データは93日であり、93日を過ぎたデータは古いものから削除されます。
■機能②分析
FICでは取込みしたフローデータに対し、以下2つの分析機能を提供します。
○フローデータ参照API
APIにて取込みしたフローデータを閲覧できます。
○フローデータグラフ
取込みしたフローデータをもとにトラフィック量の内訳をIPや、アプリケーション毎に時系列でグラフ化する機能を提供します。
分析に要したデータ処理量の当月の累計を以下 『分析量』 と呼びます。
※分析時には料金は発生しません
送信元IP別分析表示
アプリケーションフィルタ設定分析表示
■対象メニュー
○ エリア :Japan East
○ 接続帯域 :50M以上
○ 接続元 :FIC-Router(L3接続のFIC-Connection)
○ 接続先 :- Arcstar Universal One
– AWS (Private VIF/Transit VIF/Public VIF)
– Azure (Microsoft Peering/Private Peering)
– Google Cloud
– SDPF クラウド/サーバー
– Oracle (Private Peering/Public Peering)
– Port #テナント間接続も含む
– Port(XaaS)
– Virtual Port(XaaS)【Pattern S】
– Virtual Port(XaaS)【Pattern X】
■料金
Flow log space = 基本料金+取込み料金
※ご利用には1Connection単位につき1Flow log spaceの購入が必要です。
・基本料金:30,000円/月
※日割りでの提供はございません
・取り込み料金:100GB以下 0円
100GB超過 75円/GB
2024年3月31日まで、基本料30,000円のみでご利用可能。取込料100GB超過分 0円
※「フローデータの取込み」の月間累積データ量(GB) × 単金で料金計算します。
※累積データ量は、月末締めで、翌月にリセットされます。
※データ量(GB)の小数点以下を切り上げて料金計算します。
※目安値を超えてから停止するまでの間に取込みしたデータ量も請求対象となります。
※料金計算例はこちらをご参照ください。
『Flow monitoring』機能詳細につきましては、knowledge Centerをご確認下さい。
また、本機能提供に伴い利用規約を追加しております。
詳細については、Smart Data Platformサービス利用規約をご確認下さい。
今後ともお客さまにとってより良いサービスをご提供できるよう努めてまいりますので、
引き続きご愛顧下さいますよう何卒宜しくお願い致します。