Super OCN Flexible Connectに拠点からのローカルブレイクアウトが可能な接続メニューを追加
OCNX, ネットワーク
2021年9月27日 (2021年9月27日:更新)
メニュー追加概要
「Super OCN Flexible Connect」において、拠点からのローカルブレイクアウトに対応した新たな接続メニュー「Super OCN Flexible Connect アクセスラインタイプ」を、2021年9月27日より提供開始します。
(本サービスの紹介ページは、このリンクをクリックしてください)
本サービスは、これまで拠点から閉域網を経由しインターネットへ抜けるゲートウェイ構成にて、オンデマンドで即時に帯域増減可能なサービスとしてご利用頂いておりました。
この度、拠点からインターネットへのローカルブレイクアウト構成に対応した本メニューのご提供により、ネットワーク品質を重視する重要拠点からの閉域網を経由した社内システムへのアクセスと、
オンライン会議やクラウドサービス利用などのインターネット通信の併用構成が可能となります。
背景
新型コロナウィルス感染拡大の影響により、リモートワークをはじめニューノーマルな働き方が普及する中、オンライン会議やクラウドサービスなどインターネットを利用した
業務機会が増えています。また、オフィスへの出社と在宅でのリモートワークを、時勢によって柔軟に選択したいというニーズも高まっています。
そのような中、本社や支社、工場など、従業員数が多い拠点においては、従業員の出社人数によってネットワークトラフィックの増減が大きく、品質・コストの最適化を
実現するための柔軟な帯域変更が求められています。しかし、従来のネットワークサービスでは、帯域変更に数週間の時間を要するという課題があります。更に、現在主流の
ゲートウェイ構成では、インターネットの利用トラフィック増が、社内システムへのアクセスにも影響を与えており、業務へ支障をきたすケースがあります。
本メニューでは、ネットワーク品質を重視する重要拠点において、閉域網を経由した社内システムへのアクセスと、インターネットへのアクセスを別帯域で利用することができます。
また、インターネットについては帯域変更をオンデマンドで実施できるため、オンライン会議やクラウドサービスの利用量に応じた柔軟なネットワーク設計も可能です。
特長
- オンデマンドでの即時帯域変更によりコストの最適化が可能
- 10Mbpsから100Gbpsの幅広い帯域でギャランティ型のインターネット接続サービスを提供します。
- オンデマンドでの帯域変更機能を備えており、ポータルサイトから即時の帯域拡張、また、ピーク時に拡張した帯域を戻すなど、ネットワークコストの最適化が可能です。
- ローカルブレイクアウト構成に対応
- 拠点からのローカルブレイクアウトによるインターネット利用が可能となり、ゲートウェイ構成で課題となっていた社内システムへのアクセス負荷を軽減できます。
- 今後の展開
サービス開始時点のエリアは関東、関西エリアのみですが、今年度中の全国展開を目指します。
また、リモートワークや外出先からセキュアに利用できる「Flexible Remote Access」や「SASEソリューション」などを合わせてご提供することで、お客さまのニューノーマルな
働き方に貢献していきます。