特定通信ブレイクアウトが特定条件下で正常に動作しない事象
docomo business RINK セキュアドWAN
2025年12月22日 (2025年12月22日:更新)
事象概要
以下の条件に合致する場合は、FQDNによる特定通信ブレイクアウト動作時に、他の拠点からDNSサーバーによる名前解決が正常にできなくなることがあります。
①同じ拠点内のLAN側にクライアント端末とブレイクアウトDNSサーバーが存在している。
②拠点1で特定通信ブレイクアウトを利用している場合に、ブレイクアウトDNSサーバーとして拠点2のLAN側にあるDNSサーバーを設定している。

対処方法
拠点2のブレイクアウトDNSサーバーを、LAN内のDNSサーバーがフォワードしているDNSサーバーのアドレスにし、LAN内のDNSサーバーを対象から外してください。
上記が難しい場合は、拠点2のLAN側で使用するDNSサーバーに対して、拠点2の中で利用するIPアドレスと、拠点2以外から利用するIPアドレスを、それぞれ設定してください。
改修目途
本事象の改修時期につきましては、2026年3月ごろを想定しております。
ご迷惑をおかけし大変申し訳ございませんが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
更新履歴
| 更新日 | 更新内容 |
| 2025年12月22日 | 初版、本事象の概要、および対処方法を記載 |