WasabiにおけるAWS CLIの利用方法
Wasabiオブジェクトストレージ, 仕様, 構築, 運用
2022年6月22日 (2022年6月22日:更新)
Wasabi オブジェクトストレージはAWS S3互換APIを提供しているため、AWS CLIを利用可能です。利用方法は、WasabiのAPI鍵(Access KeyとSecret Access Key)を使用し、WasabiのAPI Endpointを指定するだけです。詳細は下記ページをご参照ください。
https://wasabi-support.zendesk.com/hc/en-us/articles/115001910791-How-do-I-use-AWS-CLI-with-Wasabi-
なお、AWS CLIを利用してWasabiへアクセスを行うと、NoSuchTagSetErrorが発生する場合があります。これはWasabiが Object Tagging 機能をサポートしていないために発生します。その際、”–copy-props metadata-directive”オプションを使用し タグを無視することで、このエラーを回避可能です。
エラーを回避するコマンド例:
aws s3 sync s3://bucketname1 s3://bucketname2 --endpoint-url https://s3.ap-northeast-1-ntt.wasabisys.com/ --copy-props metadata-directive