ルートゾーンKSKロールオーバーに関するお知らせ

クラウド/サーバー

2017年8月22日 (2021年5月4日:更新)

平素はNTTコミュニケーションズ Smart Data Platform(以下、Smart Data Platform)をご利用いただき誠にありがとうございます。

 

インターネットの重要資源の世界的な管理・調整業務を行う団体ICANN(Internet Corporation for Assigned Names and Numbers)により、2017年7月より、ルートゾーンにおいてDNSSEC鍵署名鍵(KSK:Key Signing Key)の更新(以下、ルートゾーンKSKロールオーバー)のプロセスが開始されています。

 

この作業の際に、DNSサービスへの影響の可能性を指摘されておりますが、ECL1.0並びにSmart Data Platformで提供中のDNSサービスでは影響がないことを確認できております。ルートゾーンから転送される一部のDNS応答のサイズが一時的に大きくなることによる影響についても、ECL1.0並びにSmart Data Platformの基盤ネットワークとして問題ないことを確認しております。

 

ECL1.0並びにSmart Data Platformのサーバーインスタンス、ベアメタルサーバ上でDNSサーバを構築・運用されているお客さまにおかれましては、参考サイトなど各種サイト等から最新情報を収集の上、DNSサーバの観点並びにネットワークの観点でお客さまご自身でご利用されている経路でご確認いただくことをお勧めいたします。DNSサービスをご利用のお客さまにおかれましても、お客さま環境で正常性確認を実施いただくことをお勧めいたします。

 

今後ともお客さまにとってより良いサービスを提供が行えるよう努めてまいりますので、引き続き、ご愛顧下さいますよう、何卒宜しくお願い致します。

 

(参考)「ルートゾーンKSKのロールオーバー(ICANN)」

https://www.icann.org/resources/pages/ksk-rollover-2017-05-31-ja

 

「JPNIC KSKロールオーバーについて(一般社団法人 日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC))」

https://www.nic.ad.jp/ja/dns/ksk-rollover/

 

「ルートゾーンKSKロールオーバーによる影響とその確認方法について(株式会社日本レジストリサービス(JPRS))」

https://jprs.jp/tech/notice/2017-07-10-root-zone-ksk-rollover.html