Smart Data Platformにおけるホスト型セキュリティのバージョンアップ
クラウド/サーバー
2019年8月7日 (2021年5月5日:更新)
平素よりSmart Data Platform(ECL)をご利用いただき誠にありがとうございます。
Smart Data Platform(Smart Data Platform)におけるホスト型セキュリティの管理サーバーのバージョンアップを実施いたします。
バージョンアップに伴い、機能追加および変更がございますので、ご案内いたします。
バージョンアップによる機能追加および変更
①アプリケーションコントロール機能追加
Managed Host-based Security Packageに承認されていないソフトウェアをブロックすることができる
下記のアプリケーションコントロールという機能が追加されます。
【追加機能】
・ ユーザーによる不要なソフトウェアのインストール
・ PHP ページ、Python スクリプト、または Java アプリケーションの追加
・ 予定されていない自動アップデート
・ ゼロデイのランサムウェア変更が検出されたら、必要に応じてコンピューターをロックダウンし、承認されていないソフトウェアをブロックできます。
※本機能が追加されるのはパッケージメニューのみです。
Knowledge Centerリンク:https://ecl.ntt.com/documents/service-descriptions/host-based_security/menu_pk2.html#pk-fc-app
②通信の宛先URL変更
通信の宛先URLが下記の通り、変更いたします。
【バージョンアップ前】
機能 | 宛先URL |
スマートスキャン(不正プログラム対策) | https://ds96-jp.icrc.trendmicro.com:443 |
Webレピュテーション | http://ds96-jp.url.trendmicro.com:80 |
セキュリティアップデート(コンポーネントのアップデート) | https://iaus.trendmicro.com:443
https://iaus.activeupdate.trendmicro.com:443 |
【バージョンアップ後】
機能 | 宛先URL |
スマートスキャン(不正プログラム対策) | ds110-jp.icrc.trendmicro.com |
Webレピュテーション | ds11-0-jp.url.trendmicro.com |
挙動監視によって監視されるファイル確認 | ds1100-jp-census.trendmicro.com
deepsec11-jp.gfrbridge.trendmicro.com |
機械学習型検索 | ds110-jp-f.trx.trendmicro.com
ds110-jp-b.trx.trendmicro.com |
セキュリティアップデート(コンポーネントのアップデート) | iaus.trendmicro.com
iaus.activeupdate.trendmicro.com |
上表のWebレピュテーション、挙動監視、機械学習検索の機能は、トレンドマイクロ社が公開しているサーバーへのアクセスが必須です。
そのため、Agentがインターネットを経由してトレンドマイクロ社の公開サーバーにポート80及び443でアクセスできる環境をご準備ください。
Knowledge Centerリンク:https://ecl.ntt.com/documents/service-descriptions/host-based_security/menu_pk2.html#id20
③対応OSの変更
【WindowsOS】
対応OSに変更はございません。
【Linux】
■バージョンアップ前
・Red Hat 5※、6、7 (32/64 bit)
・CentOS 5※、6、7 (32/64 bit)
・SUSE 10 SP3※、SP4 (32/64bit)※
・SUSE 11 SP1、SP2、SP3 (32/64bit)
・SUSE 12 (64bit)
・Ubuntu Linux 10.04※、12.04※、14.04※、16.04 (64bit)
・Oracle Linux 5 RedHat/Unbreakable Kernel (32/64 bit)※
・Oracle Linux 6 RedHat/Unbreakable Kernel (32/64 bit)
・Oracle Linux 7 RedHat/Unbreakable Kernel (64 bit)
・CloudLinux 5 (32/64bit)※
・CloudLinux 6 (32/64bit)
・CloudLinux 7 (64bit)
・Amazon Red Hat 6 EC2 (32/64bit)
・Amazon Red Hat 7 EC2 (64bit)
・Amazon SUSE 11 EC2 (32/64bit)
・Amazon SUSE 12 EC2 (64bit)
・Amazon Ubuntu 12 EC2 (64bit)※
・Amazon Ubuntu 14.04 LTS (64bit)※
・Amazon Ubuntu 16.04 LTS (64bit)
■バージョンアップ後
・Red Hat 6/7 (32/64 bit)
・CentOS 6/7 (32/64 bit)
・SUSE 11 SP1/SP2/SP3 (32/64bit)
・SUSE 12 (64bit)
・Ubuntu Linux 16.04 (64bit)
・Oracle Linux 6 RedHat/Unbreakable Kernel (32/64 bit)
・Oracle Linux 7 RedHat/Unbreakable Kernel (64 bit)
・CloudLinux 6 (32/64bit)
・CloudLinux 7 (64bit)
・Amazon Red Hat 6 EC2 (32/64bit)
・Amazon Red Hat 7 EC2 (64bit)
・Amazon SUSE 11 EC2 (32/64bit)
・Amazon SUSE 12 EC2 (64bit)
・Amazon Ubuntu 16.04 LTS (64bit)
KnowledgeCenterリンク:https://ecl.ntt.com/documents/service-descriptions/host-based_security/menu_pk2.html#id13
④UI変更
オペレーション画面のUIデザインが変更になります。
基本操作フローに変更はございません。詳細はこちらをご参照ください。
新バージョン提供日
新バージョン提供日:2019年8月7日
今後の管理サーバーの対応
■バージョンアップ前の管理サーバーAgentを継続してご利用されるお客様の場合
お客様のご対応は不要です。
※現行の管理サーバーのバージョンは2020年9月30日でサービス終了となりますので、ご注意ください。
なお、旧Agentのバージョンを利用している場合による注意事項は、下記となります。
・セキュリティ機能の停止
・セキュリティ機能のエンジンに関するサポート対応の受付不可
■バージョンアップ後のAgentにアップグレードしてご利用されるお客様の場合
Agentのアップグレードは、お客様ご自身で実施をお願いいたします。
アップグレードの方法に関しては、下記URLをご参照ください。
今後ともお客さまにとって、より良いサービスをご提供できるよう努めてまいりますので、引き続きご愛顧下さいますよう何卒宜しくお願い致します。