VPN接続(FRAへの接続)ができません
Flexible Remote Access, ネットワーク, 運用
2022年3月15日 (2022年3月31日:更新)
以下の点をご確認ください。
(1)端末が正常にインターネットに接続ができることを確認する
(2)端末でFRAクライアントソフト以外のVPNソフトを起動していないことを確認する
(3)FRAクライアントソフトに正しい情報を入力していることを確認する
(a)ポータルのアドレスに、初回アクセス時認証ポータルのアドレス情報(xxxx-****-portal.fra.ntt.com)を入力していること
(b)正しいユーザーIDとパスワードを入力していること
・管理者端末の場合は、開通案内書に記載の「管理ユーザ用リモートアクセスアカウント」のユーザーID/パスワードになります。
・利用者端末の場合は、管理者が作成した「リモートアクセスアカウント」のユーザーID/パスワードになります。
※管理者がFRAポータルから上記アカウントのパスワードを変更する場合、コミットをクリックして設定反映をする必要があります。
※管理ユーザ用リモートアクセスアカウントを削除してしまった場合、またはパスワード変更後にパスワードを忘れてしまった場合は、
その旨、チケットにてお問合せください。
※利用者のリモートアクセスアカウントのパスワードを忘れてしまった場合は、FRAポータルの0系と1系の両方で、該当のアカウントに
新たにパスワードを変更してコミットをして、ログインができるか確認してください。
(リモートアクセスアカウントはFRAポータルの0系と1系で別管理となりますので、パスワード変更する場合は、
FRAポータルの0系と1系の両方とも実施してください)
(4)FRAポータルの0系と1系の両方に、該当のアカウントが登録されて「有効化」にチェックが入っていることを確認する
(5)クライアント証明書をご利用の場合、以下の点を確認する
(a)端末にクライアント証明書がインストールされていること
(b)クライアント証明書の有効期限が切れていないかどうか
(6)SAML認証をご利用の場合、以下の点を確認する
(a)連携先のサービスにエンティティIDとACS URLそれぞれ3つ設定されていること
(b)認証情報を提供するシステムに該当アカウントのユーザ情報が登録されていること
(7)LDAP認証をご利用の場合、以下の点を確認する
(a)連携先サーバとのFIC接続が正常であること
(b)お客様のLDAPサーバに該当アカウントのユーザ情報が登録されていることを確認する
※FRAクライアントソフトおよびFRAポータルのMonitorでエラーメッセージが表示される場合は、
詳細情報「2.9 エラーメッセージについて」の確認ポイントを参考にしてください。
これらを確認しても解消しない場合は、以下の手順でFRAクライアントソフトのログを取得していただき、
取得したログをチケットシステムに添付し、VPN接続エラーが発生した日時や詳細状況、エラー画面の
キャプチャなどの情報と合わせてチケットシステムにてお問合せください。
【FRAクライアントソフトのログ取得方法】
●Windowsの場合
1.クライアントソフト画面を立ち上げ、トラブルシューティングタブを選択
2.画面中央右にある「開始」ボタンを押す
3.再現操作(接続⇒切断⇒接続を何度か繰り返す)
4.画面中央右にある「stop」ボタンを押す
5.画面右上にある「ログの収集」ボタンを押し、保存先フォルダにログファイルが作成されていることを確認する
ログファイル名:GlobalProtectLogs.zip
●Macの場合
1.FRAクライアントソフト画面を立ち上げ、設定画面で「トラブルシューティング」タブを選択
2.再現操作(接続⇒切断⇒接続を何度か繰り返す)
3.画面右上にある「ログの収集」ボタンを押し、保存先フォルダにログファイルが作成されていることを確認する
ログファイル名:GlobalProtectLogs.tgz