インスタンスのHA機能のオン/オフを設定したい

サーバーインスタンス

2017年4月19日 (2021年5月4日:更新)

HA機能のオン/オフ設定方法につきまして、下記のいずれかをお客さま自身で実施いただくことで、設定が可能となります。
※デフォルトでは、HA機能はオンとなります。
※HA機能をオフにすると、当社メンテナンスや故障等により、対象のインスタンスが停止した場合、自動で起動はされません。お客さま自身で起動いただく必要がございますので、予めご注意ください。
※以下の「お知らせ」に掲載されているメンテナンス作業を完了しているリージョンにおいては、HA機能オフの場合の動作が異なります。詳細は以下をご確認ください。

参考:お知らせ – 国内リージョン(JP1, JP2, JP4, JP5)におけるサーバーインスタンス基盤のメンテナンス作業
参考:お知らせ – 海外リージョン(US1, FR1, DE1, UK1, HK1, SG1)におけるサーバーインスタンス基盤のメンテナンス作業

■ポータルで設定する方法
1.設定対象のインスタンスの操作にて、「インスタンスの編集」を選択。
2.メタデータの「HA利用」のチェック有無にて、HA機能の設定オン/オフを選択。
3.チェック有りの場合、HA機能オン
チェック無しの場合、HA機能オフ
4.「インスタンスの編集」を選択することで、HA機能の設定オン/オフの設定を反映。

 

■APIで設定する方法
1.設定対象のインスタンスに対して、metadata設定値”vmha”を”true”か”false”を指定してAPI実行することで設定することができます。
【使用するAPI】
Create or replace server metadata items

【API実行例】

curl -ik -X PUT ''${NOVA_URL}'/v2/'${OS_TENANT_ID}'/servers/'${SERVER_ID}'/metadata' \
 > -H "Accept: application/json" \
 > -H "Content-Type: application/json" \
 > -H "X-Auth-Token: ${TOKEN}" \
 > -d '{"metadata": {"vmha": "true"}}'
 HTTP/1.1 200 OK
 Server: nginx/1.8.1
 Date: Tue, 11 Apr 2017 00:31:13 GMT
 Content-Type: application/json
 Content-Length: 30
 Connection: keep-alive
 X-Compute-Request-Id: req-0c502e9f-ba55-40d6-8e85-296a3852a90a

{"metadata": {"vmha": "true"}}

※{“metadata”: {}}で実行した場合、HA機能はオンとなります。
※HA機能をオフにするには、{“metadata”: {“vmha”: “false”}}としてください。

 

2.設定対象のインスタンスに対して、対象のAPI実行することでHA機能の設定状態を確認することができます。

【使用するAPI】
Show server metadata

【API実行例】

curl -ik -X GET ''${NOVA_URL}'/v2/'${OS_TENANT_ID}'/servers/'${SERVER_ID}'/metadata' \
 > -H "Accept: application/json" \
 > -H "Content-Type: application/json" \
 > -H "X-Auth-Token: ${TOKEN}"
 HTTP/1.1 200 OK
 Server: nginx/1.8.1
 Date: Tue, 11 Apr 2017 00:32:08 GMT
 Content-Type: application/json
 Content-Length: 30
 Connection: keep-alive
 X-Compute-Request-Id: req-76ca9f86-9717-42b9-904d-3df4ec595cf2

{"metadata": {"vmha": "true"}}